今日は書籍のご紹介をしたいなと思います。先日、竹中平蔵さんの YouTube 平ちゃんねるに元東京都知事の猪瀬さんが出ておられまして、6月13日の YouTube ですね。
そこで、紹介された本なんですけれども、2019年の12月に発売をされてます
「日本国・不安の研究 医療・介護産業のタブーに切り込む!」という書籍でした。
発売から2年経ってるんですけれども、非常に良い内容でしたので、ご紹介をさせていただきたいなっと思います。
YouTube の中でも、コロナなって売れなかったとおっしゃってますけれども、非常に医療・介護の部分に切り込んだ内容になっておりました。
あまり喋るとね。ネタバレなってしまうのでぜひ見ていただきたいなと思うんですけど、大きくですね、国民の医療費な部分とか介護産業の部分、薬局の部分と、老後のお金っていうところで、私も介護業界に従事してると非常に共感する部分が多い書籍となっておりました。
それ以外もですね。医療費の部分だとか、障害の部分、薬局の部分もですね、非常に良い内容が書いてあったので、ぜひ読んでいただきたいなと思います。
今回も参議院選挙があって、今回の著者の猪瀬さんも選挙に通りましたけども、
消費税の部分とかだけではなくて、実際に使われてる医療費の部分、介護保険の部分・・・半分はね、税金入ってるので、その使い方って非常に注目しないといけないはずなんですけど、あまり注目されてないのが今の世の中じゃないかなと思います。
介護サービスにおいてもですね。
みなさん民間の営利目的の事業になってますので、「いかに介護サービスを使うか」という風な形で切磋琢磨されてるんですけども、果たしてそれが本当に正しい使い方なのかっていうのは、この介護業界に携わると、常々思ってしまう・・・感じてしまうところです。
そういった意味でもぜひ読んでいただきたい書籍かなと思います。
せっかくなので、ちょっとピックアップもさせていただこうかと思います。
地域包括ケア・・・介護業界で行くとね、地域包括ケアシステムというのがずっと盛んに叫ばれている中で、その辺の部分にも話がありました。
あとは精神病院が非常に多いというところで、結核病院だったのが、全部 精神病院に移行して、病床数が今世界ナンバーワンと言うことで、平均在院日数・・・病院に入院しいる期間もですね、非常に長い。
それはね。医療費として我々に跳ね返ってきますので、この精神病院に入院された方をどうにかしていかなければならない というような記述もたくさんありました。
本当に真っ当なことだと思います。
あとはですね。その精神病、障害のお持ちの方の話の流れの中で、グループホームという部分も書いてありまして、最近 障害者のグループホームも非常に増えておりますけれども、そこの売上とかですね、そのような部分も書いてありましたし、今の現状の課題点ですね。
建築基準法の壁があったりとか、需要はあれど、空き家はあれど、なかなか建築的な部分で引っかかる というような話もありました。
医療にしても、介護にしても、障害にしてもですね。部分的な市場原理を取り入れている準市場、公金市場っていうものらしくて、やはり自由競争にはなり得てない部分で、非常に課題も多い分野だと思います。
もちろん、これから増えてくる高齢者に、対応していくためには、なかなかね。完全なサービス業という風には難しいと思うんですけれども、とはいえ湯水のごとくバンバン税金とか保険料をかけて行くとですね。これから高齢化社会、超高齢社会になっていく中では、本当に見直すべきことがたくさんあるんじゃないかなと読んでいて感じました。
あとね。生活保護に関しても記載がありまして、生活保護の費用の部分の半分が、医療扶助になってるっていう事で、高齢者の方がね。どんどんどんどん病院にかかる。
なぜなら生活保護の場合ですと、医療費もタダですし、薬代もタダということで、もう本当にタダで見てもらえるんやったら ということで色んな所に行かれてる方も多いですし、そこをターゲットにね。お医者さんが経営されてるところもありますので、本当にこれはね。まだ表面化しないのが不思議なぐらい大きな課題であるはずなんですけれども、どうしても消費税とか、そういった所に目がいってるのが、実情になります。
特養さんも空いてきてると言ったところとか、サ高住さんが顧客の奪い合いをしているとか。そういったところもありました。
今回、この本見ててちょっと気づきがあったのが、サービス付高齢者向け住宅。我々は略して「サ高住」といいますけれども、サ高住のサイトがあるんですが、それがねサツキ. jp っていうので、花を模した大きなサイトがあります。
なんで、「さつき」なんかなーって、ずっと思ってたんですけど。
どうやら「サ高住」と略すのが広がる前には、「サービス付き」略して「 サ付き」というような単語で、広がっていた時期があったみたいなので、さつき. jp らしいです。
今はもうね。さつきって言わないですけど。そんなきっかけがあって、そういうサイトがあるということも学ばせていただきました。
先ほどの話と前後しちゃいますけど、グループホームに関しても高齢者の場合は、認知症専門の施設になるんですけど、障害の方の施設もグループホームと呼びます。
どうもね。高齢者の認知症のグループホームの制度を、ヨーロッパをまねて作ったらしくて、それで「グループホーム」っていう表現をしたみたいです。
なので純粋な障害者が住む、そこで生活していく「グループホーム」が、本来であるんですが、日本においては、高齢者の認知症の方も、それを元にして作った形なので、グループホームと呼んでいるそうです。グループホームって言うと2種類、認知症のグループホームなのか、障害者のグループホームなのか、非常にわかりにくいんですけど、ともに由来はヨーロッパから というのも学ばせていただきました。
介護の部分で行きます、価格競争とか、サービスの質の競争が起きない というのが大きな問題で、よって過剰サービスで売り上げあげる って言う本当にまさにね、今の大問題の部分だと思うんですけど。その記載もありました。そうすることでね、保険料は上がっていきますので、非常に大事な点をついている書籍であります。
サービスの向上の意識がなくても、利益を確保できるシステム。これが、大きな問題ではないだろうかと書いてありましたね。
後はですね。薬局さんの部分が非常に面白く勉強になりました。
門前薬局が非常に多いですね。尼崎で言うと医療センターの前にすごい沢山薬局があって、そもそもね。お医者さんから薬の部分を取り除くための策として門前薬局でできたみたいなんですけど、そのためにはもちろんお医者さん対して、処方箋の点数を上げるとか、薬局さんの点数もですね、非常に細かく書いてありまして。その薬局さんが今、されてる点数に対しても、それは正当なのか?っていう切り込んだ内容の記載があります。
医療・介護はですね。関わる方が非常に多い市場であるにも関わらず、なかなかフォーカスがあたってないというところで、この書籍は是非読んでいただきたいなと思います。
今回ね。国会議員になられたので、この書籍で取り込まれてる通り。どんどんどんどん改革をしていただけたらいいんじゃないかなと思ったので、今日はご紹介をさせていただきました。以上です
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