尼崎・伊丹・西宮の老人ホームを一緒に探す

納得する老人ホーム探しのお手伝い

MAP
YouTube
パンフレット
つぶやき

ケアマネにも論理的思考が必要

【以下は、YouTUbe公開動画を、ツールにより文字お越し、ChatGPTにより要約したものです。詳細は、動画をご確認下さい。】

パソコン対応の実例から見えてきたのは、「論理的思考力」が介護職にも不可欠ではないか、という問題提起でした。現場でのITトラブルをいかに解決し、スムーズな業務遂行につなげるか――本記事では、実際のパソコンサポート事例とともに、ケアマネージャーの課題に迫ります。


■ 目次

  1. はじめに:ITスキルと介護業界

  2. 事例① メール設定トラブルの苦闘

  3. 事例② スキャナーが使えない謎

  4. 事例③ iCloudメール設定の落とし穴

  5. なぜケアマネに論理的思考が必要か

  6. ITトラブル解決力が示すマネジメント力

  7. まとめ:介護と論理思考の架け橋


■ 本文

1. はじめに:ITスキルと介護業界

本業は老人ホーム紹介業だが、時にはパソコンのトラブル対応も行う筆者。その実体験から、介護業界、とくにケアマネージャーに求められる「論理的思考」について考察する。

2. 事例① メール設定トラブルの苦闘

ある企業から依頼されたパソコン2台のセットアップ。1台は問題なく設定できたが、もう1台はまったくメール送受信ができず、解決まで1週間以上を要した。原因は「海外SMTP認証制限」というメールサーバー側の制限。ユーザー環境・機器は同一でありながら、わずかな設定差が重大な障害を引き起こす現場に直面した。

3. 事例② スキャナーが使えない謎

プリンターの印刷は可能だが、スキャンができないという相談。何度も再インストールし、ドライバーを最新化しても解決せず、メーカーにも問い合わせ。最終的にはWindowsの標準スキャンソフトで対応するという「代替案」で問題を回避。複雑なIT機器の連携には、原因の切り分けと多角的な視点が欠かせないと痛感。

4. 事例③ iCloudメール設定の落とし穴

iPhoneで作成したiCloudのメールアドレスをPCのOutlookに設定するも、パスワード認証で失敗の連続。調査の結果、Appleが用意する「アプリ用パスワード」が必要だと判明。この対応にも数時間を要した。ユーザーの理解が不十分な分野では、技術的な知識と説明力の両方が求められる。

5. なぜケアマネに論理的思考が必要か

筆者は理系出身で、エンジニア・営業の経験を経て現職に至った。問題発生時には「仮説→検証→原因特定→対応策立案」というプロセスが自然と身についている。一方、介護現場では感情的・直感的な判断が先行し、問題が解決されず流されてしまう場面も少なくない。特にケアマネは、さまざまな関係者の調整役でありながら、論理的なマネジメント力が育まれていないことも多い。

6. ITトラブル解決力が示すマネジメント力

パソコン対応の現場で得た知見は、そのままケアマネの仕事に通じる。問題を分解し、影響範囲を把握し、現実的な対応策を提示する力――これはまさに「マネジメント」に他ならない。感情や思いだけでは通用しない課題に対し、現実解を導くための論理的な筋道が必要なのだ。

7. まとめ:介護と論理思考の架け橋

今後、ケアマネという職種が真にマネージャーであるためには、「優しさ」や「共感」だけでなく、「論理的に問題を切り分けて解決できる力」も不可欠だと筆者は考える。ITの現場は、そのトレーニングの場でもある。介護業界における新しい価値観として、ロジカルシンキングの重要性を今一度見直す時が来ている。


■ まとめ

パソコン設定の実例を通じて浮かび上がったのは、介護業界――とくにケアマネージャーに欠けがちな「論理的思考力」の必要性です。感情に寄り添うことも大切ですが、複雑な問題を整理し、具体的な解決策を提示する力もまた、これからのケアマネに必須のスキル。マネジメントの本質とは「問題を切り分け、代替策を示すこと」。ケアマネの真価が問われる時代が始まっています。

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事

PAGE TOP
MAP