あけましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願いいたします。
昨日の読売新聞の1面にこんな記事がありました。
【独自】政府、 サービス付き高齢者住宅 の監視強化へ…退去人数・理由の公開義務付け
内容を抜粋させて頂くと
・ サービス付きの高齢者住宅 に対する監視を強化する方針
・突然の廃業などで高齢者が住まいを失うケースが相次いでいる
・自社の 介護 サービスのみを過剰に使わせるために家賃を安く抑える可能性が高い施設を補助金の対象から外す
・入居者を確保できずに経営が悪化する施設も増えている。
尼崎 市内の サービス付き高齢者向け住宅 さんで、
廃業の話はまだ聞いた事がないのですが、
大手介護施設の会社のマネージャーさんと以前お話した時におっしゃってた
「阪神間の施設は稼働率が高い。」
って事もあるようなので、地域柄もあるのでしょうか?
ただ、 サービス付き高齢者向け住宅
先月も 園田 に1施設オープン、 猪名寺 ( 伊丹 )に今月1施設オープン、
4月には 西難波 で1施設オープン予定と日々増えておりますので
今後は「入居者を確保できずに経営が悪化」とうい事も起きてくるかもしれませんが。
上記読売さんと同じ記事なのですが
ヤフーニュース( yahoo!ニュース)
では、
コメント欄があり、この記事に対しての様々なコメントがよせられていて
非常に面白いです。
少し抜粋させて頂くと
サラッと記載されている囲い込み防止のための家賃低価格設定の実質禁止については待ってもらいたい。
経済的にあまり余裕のない利用者や家族がほとんどです。
低価格家賃のサ高住がなくなるとそういった人たちの受け入れ先がなくなってしまう。
デイサービスを施設内限定でやるから、住居費を抑えられている、のは事実だろう。これがなくなると、行くところがなくなる人も少なくないと思う。
など、現実に直面されている 介護 関係者と思われる方の貴重な声も多数あがっておりますので
ぜひ1度コメント欄も見て頂ければと思います。
ちなみに、尼崎 の サービス付き高齢者向け住宅 の家賃の分布は
前回のブログ
無届けハウス ・ 無届けホーム ・ 高齢者住宅 って何?今起こっている事は?
の中断に記載をしております。
今回の「退去理由や人数」の開示については、
施設を選ぶ際の参考材料になるかもしれないので、
探す側にとってはいい事かなぁと思います。
ただ、どのように開示されるか、まだわかりませんが、
例えば
退去の人数 が多い = 悪い施設
なのかというと
一概には言えない気がするので、開示の仕方が重要な気がします。
介護の大変な方(介護5)を沢山受けてくれている施設様は
おのずと退去数も増える気がしますし、
部屋数が全室7部屋の サービス付き高齢者向け住宅 と
部屋数が全室60を超える サービス付き高齢者向け住宅 とでは
母数が大きく異なるので、退去数だけでは判断できないとは思うので。
という事は、大事なのは「退去理由」かもしれませんね。
ただ、退去理由ってどこまで正確なんでしょう・・・・?
施設側による申告だと、なかなか悪い理由はオープンに出来ない気もしますが・・・
さて、今回の記事がいいなっと思うのは
・ 特養 がいっぱいで入れず、その受け皿に サービス付き高齢者向け住宅 がなっている現実
・安い家賃設定が出来るのは、 介護 サービスがあるからという現実
・ サービス付き高齢者向け住宅 は比較的健康な高齢者向けの住まいとしてスタートした制度だが、今は、違うという現実
が載っていた事だと思います。
今日はこの辺で。
ちなみに全国の サービス付き高齢者向け住宅 は
こちらで検索ができます。
サービス付き高齢者向け住宅 情報提供システム
<過去のこちあり!の サービス付き高齢者向け住宅 関連のブログ>
「 サ高住 の併設施設は デイサービス が1位!!」って嘘でしょっ!?!?
https://annai.kochiari.com/post/20200131-01
ケアマネさんから意外と評判の悪い??”サ高住”
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